2021 年 8 月の振り返り で書いたように、はてなブログを脱却して自分のドメインで今月の振り返りが書けるようになりました。

とはいえこちらで新規に書いたエントリはまだ 1 本しかないのでこれから増やしていきたいところです。

GitHub Codespaces を試した

github.dev のおかげで、簡単にブラウザ上で VSCode を使えるようになりました。ということは GitHub Codespaces を使って Hugo の実行環境も整えればブラウザだけでブログ更新やメンテナンスが完結して便利かもしれない、と思ってやってみたのですが、hugo server実行時の Live Reload がすんなり動作しなかったので諦めました。

Live Reload のために WebSocket を繋ごうとするのですが GitHub Codespaces のポートフォワーディングによって発行される URL にwss://で接続する際にもポート番号の:1313が付与されてしまって接続できていないようです。原因は簡単なのですが、直し方がパッとわからなかったので諦めました。

またどうしてもブラウザから更新できる環境が欲しくなったら改めて調査してみたいと思います。

子育て

ここ 1 ヶ月くらいは子が安定して夜まとまって 10 時間以上寝るようになってきました。おかげで親としてもかなり生活リズムが作りやすくて助かっています。

メンタルリープによる夜泣きの開始にずっと怯えているのですが、今のところはそのような様子は見られません。

両手を上手に使って物を掴めるようになったり、首がほとんど座ってきたり、声をあげて笑うようになったり。。などあっという間に成長していく姿を楽しく見守っています。

今日は僕がラジオ体操をする様子を見て爆笑していました。何度やっても爆笑するので何かツボに入ったようです。

児童センター通い

近所の児童センターで親同士のつながりづくりのために親子のひろばという取り組みが行われており、9 月から 0 歳のクラスが始まったので毎週通っています。

将来の同級生となる同じ年齢の子どもたちを見ることができてとても楽しいです。今までも子どもは好きでしたが、自分の子が生まれてからはさらに赤ちゃんが尊い存在に見えて、他のご家庭の子どももついつい笑顔で眺めてしまいます。

今のところ残念ながらお父さんの姿を見かけないのでパパ友はできないのですが、お父さんの参加も大歓迎のようなので引き続き夫婦+子どもでの参加を続けていきたいと思います。

(親子のひろばの公式ページをよく見ると「お母さんと幼児を対象に」って思いっきり書かれてますね笑)

保活開始

来年 4 月入園を目指していよいよ保育園見学を始めました。 とは言っても保育園のピックアップも予約も妻がやってくれているので僕はそれに着いていっているだけですが。。

妻が現役保育士なので完全に頼りっきりです。保育士ならではの視点で気になるところもあるようなので、僕は逆に素人ならではの視点で気になることがないかじっくり見てきたいと思っています。

コロナ禍により保育園見学の枠が極端に少なくなっていたり、園外での説明になったり、夫婦での見学が不可だったりと色々不便もあるのですが、制約のある中でも納得のいく保育園選びができれば、と思います。

インプット

前述のように結構自分の時間が取れるようになったのでいつもより本を多く読むことができました。いつもより多く読めた、と言いつつ実際に読破できたのは 3 冊だけだったのでもうちょっと早く読めるようになりたいところです。

本当は一冊一冊読むごとにきちんとエントリを書いてアウトプットした方が記憶にも定着して読書のコスパが良いのですが、ちょっとそこまでは気力が足りませんでした。来月の課題ですね。

SCRUM BOOT CAMP THE BOOK

現職の ROUTE06 へ入社時に会社の経費で購入させていただいた書籍です。ようやく読みました。

この本を読んだ目的はソフトウェア開発のプロセスに関する知識をアップデートすることです。

ソフトウェア開発プロセスに関する僕の知識のベースは 10 年近く前に読んだHead First ソフトウェア開発アジャイルサムライなので、もしかするとかなり古いのでは。。という懸念を持っていました。

アジャイルサムライに関しては今でも言及されるような名著だと思うのでおそらくそんな心配は無用なんだと思いますが、どちらかというと Head First〜の方をしっかり読んでアジャイルサムライはやや飛ばし読みしてしまったという記憶もあり。。

さてこの SCRUM BOOT CAMP THE BOOK を読んでみた率直な感想ですが、まずは安心しました。今まで自分が持っていた知識はそう陳腐化してはいなかったようです。

とはいえスクラムについての本をきちんと読んだのは今回が初めてなので、スクラムについては学びが多かったです。

特に以下のような点については今まで理解していなかったので読んでおいてよかったと思います。

  • プロダクトオーナー、スクラムマスターなどのロールについて
  • プロダクトオーナーの責務について
  • スクラムの基本的なルーティーンについて
    • デイリースクラム、スプリントレトロスペクティブなどのイベント
  • プロダクトバックログからスプリントバックログへの流れについて

という感じで、スクラムについて割と初歩的なところの知識が曖昧でした。

プロジェクトマネージメント業に関しては今までなんとなくで乗り切ってきてしまったのできちんと学び続けていかないとな、という気持ちを新たにしました。

コンパクトでとても読みやすい本だったので、開発者(エンジニアやデザイナなど)ではない方がアジャイル開発について理解を深める目的で読まれるのにもおすすめできると思います。

ソフトウェアファースト

あちこちで DX と言う単語を見るようになってきてしまったので、今一度しっかり「DX」について理解を深めておきたいというのが主な目的です。

あとは日本の IT 業界の現状や課題について全体像を押さえておきたいなという狙いもあります。 (正直今まであまり興味を持ってこなかったところでした)

今の日本の IT 業界がどのような課題を抱えていて、どうしてこのようになってきたのか、そしてそれをどう変革していけば良いのか、そしてそのための本当の DX とは?といった疑問について具体的な事例を挙げつつ答えてくれる本です。

プロダクト開発のやり方についても最近のやり方としてアジャイル開発やそれを可能にする開発体制や、その開発体制確立のためのエンジニア採用についても触れられているのもよかったです。ぜひエンジニア以外の方にも読んでもらいたい本です。

プロダクト開発の進め方に関して本文中で言及されているリーンスタートアップを僕も読んだのですが、現実的で堅実だなと思う反面「ちまちましててまどろっこしいし、このプロセスだとこじんまりしたプロダクトばかりになってしまいがちなのでは?」などの疑問を持っていたので、違う視点の主張がなされているというゼロ・トゥ・ワンも今度読んでみようと思います。

5 章にある「ソフトウェア・ファーストなキャリアを築くには」という章はキャリアパスに悩む現役エンジニアにも参考になる章だと思います。エンジニアからのエンジニアマネージャーやプロダクトマネージャーへの転向についてが具体的に述べられており、僕の中でのキャリアパスのイメージの解像度を上げることができました。

ニュー・エリートの時代

中島聡さんのなぜ、あなたの仕事は終わらないのかが面白かったので、こちらも読んでみました。

この本も先程のソフトウェアファーストとほぼ同じような目的で読みました。コロナ禍を経て今後もエンジニアとしてキャリアを積んでいくにあたって、DX、キャリアパス、業界の土地勘、その辺の知見を広げておきたい狙いです。

ソフトウェアファーストがどちらかというと組織のあり方について論じているのと違って、こちらは個人こそがイノベーションの原点であり、大企業ではなく少数精鋭のエンジニアこそが世界を変えていくのだ、という論調です。

ところどころやや極端な、というか大胆な提案が散見されますが、Web に関わるエンジニアとしてはポジティブに興味深く読むことができました。 プログラミングが好きなエンジニアとしては納得できるところも多いと思いますし、逆にエンジニアではない方にとってはできるエンジニアのものの考え方の一端を知ることができるのではないでしょうか。

元々メールマガジンとして配信されていたものを再編集した書籍のようなので、興味のある部分だけ拾い読みしても問題ないかと思います。

まとめ

育休も、気づくと残りあと 2 ヶ月ちょっととなりました。あっという間ですね。

そろそろ復帰に向けて生活リズムやら頭の体操やら色々考えていかなきゃいけないなーという気持ちです。